子供と同じ園の子が、ひらがなを書いていた
ひらがなドリルを買ったけど、ちっとも練習してくれない
全然覚える気なさそうだし、むしろ興味ない?
なんて、焦っていませんか?
ネットで検索すると
「うちの子は2歳でひらがな読めるようになりました」
「3歳でひらがなどころか漢字も書いてます」
など、見つけてしまって、余計焦りますよね。
ですが。パパさん、ママさん。
焦りは禁物です。
その焦りが、お子さんのやる気をなくしているかもしれません。
ひらがなを教えるのに最適な時期があります。
この記事では、お子さんにとってひらがなを教える最適な時期、教え方のコツを紹介しています。
ひらがなの読み書き学習の参考にしてみてください。
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子供がひらがなの読み書きができない・・と焦っていませんか?
周りの子たちがひらがなの読み書きができるようになってくると、
「うちの子はまだできない・・」とだんだん焦ってきますよね。
でも、親が焦ってはいけません。
ひらがなを子供に読ませよう、書かせようとし過ぎてしまうと、どうしても無理やり詰め込んだ教え方になってしまいます。
親が必死になればなるほど、子供に対して厳しくなってしまい、子供はどんどん勉強が嫌いになってしまいます。
つまり、親が焦れば焦るほど、子供が勉強嫌いになってしまう可能性が高いのです。
幼児期から勉強嫌いにさせてはいけません。
周りと我が子を比較せず、教えるタイミングを待ちましょう。
ひらがなはいつ教えるべき?タイミングはいつ?
子供にひらがなを教える、有効的なタイミングは「子供が興味を持ったとき」です。
一般的に、女の子のほうが早い時期にタイミングがやってきます。
友達とのお手紙のやり取りや、お絵かきと一緒に字を書いてみたくなったり。
女の子がひらがなに興味を持つ時期は、年少〜年中頃です。
男の子は、女の子と比べると、ひらがなに興味を持つ時期が遅くなります。
お手紙を書くより、外で遊んだり、戦いごっこをしているほうが楽しいものです。
男の子は、年長頃に興味を持ってくるようになります。
子供がひらがなに興味を持った頃に教えると、勉強としてではなく遊びの一貫として文字を覚えようとするので、
「名前はどう書くの?」
「兄弟の名前も書いてみたい!」
と、子供のほうから進んで練習するようになってきます。
年長になっても、ひらがなに興味を持ってくれない場合
小学校にあがるまでにある程度のひらがなは書けるようになって欲しいもの。
ひらがなを知らない状態で、小学校に行ってしまうと勉強が遅れてしまいます。
子供がひらがなに興味を持つように工夫します。
子供にひらがなに興味を持たせる方法
子供の好きなキャラクターの力を借りると興味を示してくれやすいです。
仮面ライダーが好きなら、仮面ライダーの名前をひらがなで読ませるようにします。
「じおう」「びるど」「えぐぜいど」など、大好きなキャラクターだと一生懸命読もうとしてくれます。
男の子でも、女の子でも、好きなキャラクターを使うと興味をひきやすくなります。
ぜひ、お試しください。
ひらがなの教え方のポイント
ひらがなの読み書きには教える順番があります。
順番を踏まえて教えてあげるようにしてください。
まずは読む力を身につける
ひらがなの読みと書きを同時進行で教えないように気をつけてください。
まずは、読めるようになることが大切です。
第一段階は、いつもの生活の中からひらがなを探します。
登降園で見かける看板の中のひらがなを一緒にみつける
家の中にあるひらがなを一緒にみつける
など、身近に文字があることに気付かせるようにします。
看板の中に子供の名前の文字を見つけ、教えてあげると興味をひきやすいです。
けいたくんなら「けいたくんの “ け” だね〜」と伝えてあげます。
何となく文字について理解できるようになったら、ひらがなを読む練習を徹底します。
子供が楽しくひらがな読み学習ができるような知育玩具を使用すると、早い段階でひらがなが読めるようになります。
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ある程度ひらがなが読めるようになると、書かせたくなりますが、まずはきちんと読めるようになることが大切です。
ひらがなの形を捉える力は、読む練習で身につきます。
形を捉える力がなければ、書き学習でつまずきやすくなります。
具体的な音読練習方法としては、
赤ちゃんの頃に読み聞かせしていた本を一緒に音読する、
カードでひらがなを読む練習などです。
我が家では、戸田デザイン研究室のカードにお世話になりました。
画像は戸田デザイン研究室のリングカード「どうぶつ」です。
ぱんだの絵が描かれたカードをめくると、
ひらがなと英語が表記されています。
動物の絵柄なので、単純で難しくなく、ひらがなを読むことに集中できるのでおすすめです。
絵本は【0〜1歳】赤ちゃんが喜ぶ読み聞かせ絵本おすすめ50選で紹介しているレベルのものを、読む練習に使いました。
音読させることに集中させるコツは、ひらがな以外の要素が主張しているものを選ばないこと。
欲張って他の要素も付属していると、読むことに集中できません。
できるだけシンプルなものを選ぶようにします。
ひらがな表をすぐ見えるところに貼る
ひらがな表をすぐ見えるところに貼るのは、おすすめです。
好きなキャラクターの名前をひらがな表で確認するようにします。
男の子が好きなキャラクターも、女の子の好きなキャラクターも、名前に拗音(ゃ・ゅ・ょ)、濁音(が・ぎ・ぐ・・)、半濁音(ぱ・ぴ・ぷ・・)が多いので、1枚の表に全て書かれているものを選ぶことをおすすめします。
良いひらがな表は、良いキャラクター物がなかったりするので、シンプルで良いひらがな表を購入し、好きなキャラクターのシールを貼らせると良いです。
将来的に「あ・か・さ・た・な・・」など「行」を覚えていくので、きちんと五十音が並んでいる物を選ぶことをおすすめします。
リビング用におしゃれなひらがな表が欲しい!思い「無印良品」のあいうえお表を購入したことがあり、正直失敗しました。
下の画像が「無印良品」のあいうえお表です。
最後の段「わ・を・ん」の位置が良くありません。
「うくすつぬふむゆるを」
「おこそとのほのよろん」
になっているため、「行」を覚えるとき書い直さなければなりませんでした。
教材は、おしゃれなだけで選んじゃダメだなと思い知らさせました。
くもんや学研など、教育教材の会社が出版されている物を選ぶことをおすすめします。
運筆練習で筆圧を強くする
ひらがなを読む練習と平行しながら運筆練習をするようにします。
運筆とは、文字を書くときの筆の動かし方のこと。
文字を書く前に、鉛筆の動かし方を練習するようにします。
くもんなどのひらがなドリルも、文字を書く前に運筆練習のページがあります。
写真は、くもんのドリルです。
文字を書く練習をする前に、運筆練習をさせるようにします。
このとき、筆圧を強くすることに意識させるようにします。
指先は脳につながっていると言われています。
筆圧が強いと脳が刺激され、思考力が高まります。
最初は、持ちやすい三角の形をした濃い鉛筆(6B)で練習させるようにします。
それでも最初は筆圧が薄いです。
何度も意識して練習しているうちに、筆圧が強くなっていきます。
小学生になる頃にはHBで書けるようにすると良いでしょう。
おすすめのドリル
おすすめの鉛筆
最初は6Bからスタートしてください。
専用のえんぴつけずりは絶対に必要です。
一緒に買うことをおすすめします。赤と青の2色です。
専用のキャップもあったほうがいいですね。
筆圧を強くするなら「ぬりえ」もおすすめ
ぬりえは筆圧を強くしてくれる優秀なアイテムです。
さらに、筆圧を強くするだけでなく、ぬりえには自律神経を整える効果もあり、情緒が安定した、落ち着いた子供に育ちます。
ぜひ、ぬりえを取り入れてください。
最初は、このレベルからスタートです。
持ちやすく、消しゴムで消える、さんかくクーピーで塗ることをおすすめします。
クレパスなどの柔らかいものより、さんかくクーピーの固さに慣れ、筆圧を強くしていきましょう。
ひらがなの書き取り学習のすすめ方
幼児にとって、ひらがなを筆順どおりになぞったり、バランス良く見写することは、意外と大変で疲れる作業です。
書き取り学習に入る前に、先ほど紹介した「読む力」と「運筆力」を十分に高めてから、書き取り学習に進むようにします。
遠回りのようですが、子供が挫折しないよう、順調にすすめていくためには、まずは読む力と運筆練習です。
書き取り学習は、ドリルが何よりおすすめですが、ひらがなを書く作業は、小さな子供にとって疲れる作業なため、挫折しやすいです。
楽しくひらがな学習をすすめていくために、ゲームを取り入れると挫折が防げます。
おすすめは、ドラえもんのDSソフト「ドラがな」です。
「ドラがな」とは、線なぞりからはじめ、ひらがな、カタカナ、こどばや文を書くおけいこまで練習できます。
ゲームをしているうちに、ひらがなが書けるようになったり、気づけばカタカナが読めるようになったりしてくれます。
Check! ひらがな練習に効果あり!ニンテンドーDSゲームソフト「ドラがな」
「こどもちゃれんじ」の知育玩具「ひらがななぞりん」も良いです。
ひらがな書き取りマシーンに加え、運筆方法を子供に分かりやすく説明したDVDが付いています。
書いて、見て、ひらがなの理解を深めます。
「こどもちゃれんじ」を受講すると、書き取り学習ドリルも教材に含まれているので「こどもちゃれんじ」だけで、ひらがなの書き取り学習が完結するところが良いです。
Check! 【こどもちゃれんじ】ひらがななぞりんは書き取り練習に最適
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ゲームでひらがな練習を楽しくすすめつつ、筆圧を強くする運筆練習を忘れないようにしてください。
子供が頑張ったらご褒美をあげよう
些細なご褒美で十分です。
ドリル1枚できたらシールを貼る。
全部貼れたら表彰状をあげる。
これだけでも、モチベーションがアップします。
くもんのドリルには、ごほうびシールが付いているので重宝しました。
表面は、毎日できたらシールを貼るシートになっています。
裏面は、「さいごまでがんばったね!」と書かれた大きなシールを貼る場所があり、表彰状になります。
子供に「表彰状!」と読んで渡すと異常に喜びます。
うちでは、もうシールだけでは効果がなくなってしまったので、
「このドリルができたら、お菓子食べてもいいよ」
「ここまでできたら、かわいい消しゴム買いにいこうね」
など、努力に対してご褒美を渡すようにしています。
ご褒美でつるなんて・・と賛否両論ありますが、ご褒美には学力向上の効果があるという研究結果もあります。
幼児や小学生低学年の子どもに
ご褒美を与えるなら、「テストに合格したらね」
といった結果に対するものよりも、「本を読んだらね」
など努力に対して与えたほうが効果的。小さな子どもはモチベーションを保つのがヘタなので、
すぐ行動したらすぐもらえるご褒美でないと、動かない。— にじまま@ワーママブロガー (@nijimama_m) July 9, 2018
ぜひ、ご褒美を取り入れてみてくださいね。
まとめ
ひらがなの読み書きのスタートはいつ頃が良い?
ひらがな練習のポイントは?
に、ついて紹介しました。
- ひらがなの読み書きできないからと親が焦らない
- 子供が文字に興味を持ったときが教えどき
- まずは音読、読む練習を強化する
- 読む練習と同時に運筆練習をする
- 筆圧を強くするには「ぬりえ」もおすすめ
- 書き取り学習はゲームで楽しくすすめるのもおすすめ
⇒ 筆圧を強くする運筆練習を忘れずに。
最初に、ひらがなを読むことに注力することで、書き取り学習がスムーズになります。
ひらがな学習の成功は、親が焦らないことが1番です。
筆圧を強くすることを意識しながら、ひらがなの読み書き練習をすすめてください。
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