共働きの子育て。
しんどいですよね。
毎日、心身ともに疲れ切ってしまいますよね。
この記事では、私自身が共働き子育てのしんどさを乗り越え、楽しく過ごせるようになった方法を紹介します。
全ての人に当てはまることはあり得ませんので、あくまでも私の場合ですが、
しんどくて疲れ果てた方の参考になれば、とても嬉しく思います。
仕事と子育てに疲れ果て“適応障害”と診断される
私自身、育休を終え、復職してから体を壊してしまい、
自律神経を患い“適応障害”と診断されました。
私は切り替えが上手く、ポジティブ思考なので、適応障害と診断されたときは本当にびっくりしました。
ですが、体にも支障は出ており、不正出血が止まらず、全身じんましんだらけになり、心身ともに疲れ果てていました。
当時は本当に大変でしたが、今では毎日元気に仕事に行けていますし、子育てもこなせています。
病気になって、自分自身を見つめ直したところ、そりゃしんどくなるよな・・と気づくことができました。
今では心に余裕が生まれ、子どもに対してのイライラも減り、上手に過ごせています。
では、どうやって乗り越えたのかを紹介します。
心身ともに疲れ果てたあなたにとって、少しでも参考になれば幸いです。
1. 自分に完璧を求めない
しんどくなってしまう人って、私自身がそうですが、完璧を求めようとします。
自分自身の仕事も
子どもの教育も
夫のことまで手を抜かない
なんて、考えがちです。
私の場合、さらに資格の勉強までしていたので、今思えば心身のバランスが崩れて当然だったな、と感じています。
ひとりの人間のキャパなんて、そう大きくありません。
簡単にキャパオーバーします。
私は特に無理して頑張りぬくのが好きなタイプなので、上手くいけば目的を素早く達成することができます。
ですが、イヤイヤ期と中間反抗期の子どもを育てながら、仕事にも家庭にも完璧を求めてしまえば、すぐにキャパオーバーです。
頑張らない、完璧を求めないことの大切さを学びました。
2. もっとパパを巻き込む
我が家はワンオペ育児。
夫の帰ってくる時間は、子ども達が寝てからです。
だから、子育てや家事は全部私がやらなきゃ!と思い込んでいました。
病気になって、ワンオペ育児でも、育児や家事を手伝ってもらえることが分かりました。
例えば我が家なら、
- 子どもたちの保育園の準備
- 食洗機に食器を入れる
- 簡単な部屋の片付け
この辺りなら簡単にできることです。
簡単なことでも全て自分でやっていると、積み重なりしんどくなってきます。
些細なことでも夫にやってもらうことで、ずいぶん楽になれます。
共働きである以上、家事も育児もどちらかに負担がかかりすぎることは、あってはなりません。
(割合が半々である必要はないと思いますが)
夫に現状どれだけ大変か、感情的にならずにきちんと説明し、ワンオペ育児でもそうでなくても夫婦2人で家庭を守っていくべきだと思います。
自分の気持ちを一方的に伝えるだけでなく、夫の考えも尊重しながら話し合うと上手くいきます。
子育てや家事など毎日こなしていることを箇条書きする
毎日しなければいけないことを箇条書きで良いのでリスト化し、夫に見てもらうと効果的です。
可視化する(リスト化する)メリットは、
- どれだけの量を毎日こなしているか夫が理解しやすい
- 夫自身「これならできそう」というのが目に見える
「夫は何もやってくれない」のではなく、毎日妻がどれだけの量をこなしているのか知らないだけの場合が多いと思います。
あなたが「私だけ負担がいっぱい・・」と思っているなら、日々やっていることを箇条書きに書いてみてください。
どんなに些細なことでも書くようにしましょう。
些細なことほど、夫が変わってやってくれやすいので、思いついたことはどんどんリスト化してみてください。
3. 子どもに正直に話す
ママがしんどくて疲れてしまっていることを、きちんと正直に子どもに話すと理解しようとしてくれます。
ママも人間です。
仕事で疲れ果てることもあるし、
体調がとうしても悪い日もあります。
「ママ、熱があってとってもしんどいから、ちょっと助けてくれる?」
「今日は体がクタクタに疲れてるから、◯◯を手伝ってくれる?」
など、正直に伝えると、子どもは子どもなりに協力してくれます。
正直に話すと、ママはしんどいだけで怒っているわけではない、ということをきちんと子どもに知ってもらうことができます。
我が家でも、私がどうしてもしんどいときは、正直に子どもに話すようにしました。
子どもなりに理解してくれると、親もイライラが減るので不必要に怒鳴ることもなくなります。
子どもにきちんと正直に話せば、親も子もストレスが軽減します。
それでもクタクタに疲れ果て、イライラしたり不安になったら「子育てでイライラしたとき不安になったときの解決方法」という記事を参考にしてください。
きっと心が穏やかになってくれると思います。

4. きちんとメイクをして、キレイにする
共働きで子育てをしていると、毎日時間に追われます。
だからこそ、メイクは時短で!となりますよね。
私自身、毎日時短メイクでした。
そんな時間に追われる毎日に心身ともに疲れ切った私を見て、92歳の祖母が
「顔はキレイにしないとダメだよ。
顔をキレイにすることは、どんなことがあってもサボったらダメ。」
と、言ってきたのです。
祖母は92歳にして健康で、とっても元気。
肌もツルツル。
毎日きちんとお化粧もして、毛染めも怠りません。
その祖母いわく、
「デイサービスに来ている人で、ボケずに若々しく元気でいる女の人は、みんな顔キレイにしてる」そうなのです。
美しくすることは人を元気に健康に、イキイキさせてくれるんだ。
と、理解し毎日きちんとメイクすることにしました。
キレイにすることで、気持ちが明るくなっていくのが実感できました。
毎日のメイクは面倒ではありますが、前向きになれる方法で即効性があることに気づかされました。
まとめ
適応障害と診断されてから、前向きに元気に穏やかに過ごせるようになった方法を紹介しました。
結論、自分自身のストレスをできるだけ軽くする方法を見つけること。
ストレスにストレスが重なると、どんどん心は負担に感じてしまいます。
- 完璧を求めない
- パパを育や家事にもっと巻き込む
- ママがしんどいこと、疲れていることを子どもに正直に話す
- しんどいときこそ、きちんとメイクする
この方法ですべての人がうまくいくかと言えば、そうとは思いませんが、あなたのしんどい気持ちが軽くなる方法が1つでもありましたら幸いです。
面倒かもしれませんが、④の “きちんとメイクする” は、即効性があると感じました。
顔をキレイにすることは、心に深く作用するんだと実感。
メイクアップのために時間を取りなくないという人もいると思いますが、
- マスカラをいつもより丁寧に塗る
- リップの色を変えてみる
それだけでもいいので、ぜひ実践してみてください。
あなたの心が少しでも軽くなりますように!
この記事を「きらっコノート」さんが紹介してくださいました!
家事・育児と仕事を両立したいママさんヘルパーさんへの記事特集の中で掲載されています。
きらっコノートさんを見に行く⇒https://job.kiracare.jp/note/article/9468/
