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中学受験の準備問題集で有名な、最レベ・トップクラス・スーパーエリートの違いが気になっていた、にじまま( @nijimama_m)です。
難関中学目指してる子用の三大問題集で有名だよね。
うん。難易度的には差はないって聞いてたんだけど、実際はどうなのかなって調べまくったよ。
最レベ・トップクラス・スーパーエリートをどれにするか悩むご家庭は、下の3つで悩まれていると思います。
- 各問題集の難易度
- 各問題集の内容や特徴
- うちの子に合うのはどれ?
そこで、この記事は「難易度・内容と特徴・どれを選べばいいか」を解決できるように書いています。
最初に難易度を紹介しておくと、3冊ともレベル差はほとんどありません。
それでもスーパーエリートの後半に掲載されている「難問研究」は超難問でした。
スーパーエリートの「難問研究」が難しいと言っても、このレベルの問題集を解ける子にとって差はほとんどないです。
最レベ・トップクラス・スーパーエリートの3冊から選べば、中学受験の準備はしっかりできるはずです。
各問題集の特徴を理解して、お子さんに合いそうな問題集を選ぶことをおすすめします。
まずは、最レベ・トップクラス・スーパーエリートの3冊を簡単に比較できるように、表にしました。
最レベ・トップクラス・スーパーエリート3冊の共通項目は、難易度別に問題が出題されるところです。
標準レベル→発展レベル→難問レベルの3つで構成されています。
問題は学校で習う内容と同じくらいか、やや難しいレベル
学校で習う内容により難しい問題。読解力が必要なレベル
他にはない難問。最レベ・トップクラス・スーパーエリートを選ぶのは、このレベルの問題を解くためと言ってもいい
STEP3の「難問レベル」こそが、最レベ・トップクラス・スーパーエリートの問題集を選ぶ理由だと思います。
この難問が他の問題集にはないレベルで、難関中学受験する子向きと言われているところです。
最レベの解説が「ないに等しい」というのが気になるね。
そうなの、最レベには解説がほとんどなかったよ。
家庭学習で最レベ・トップクラス・スーパーエリートの3冊をやるには親の解説が必須です。
解説することが必須なのですが、最レベには解説がほぼありません。
詳しい解説がないと教えるのが不安・・というご家庭は、最レベは避けたほうが良さそうです。
トップクラスやスーパーエリートは解説がしっかりしているので、この2つのどちらかを選ぶことをおすすめします。
関西では有名な小学受験塾「奨学社」が出版しているテキストです。
奨学社は低学年のエリート育成にもチカラを入れています。
奨学社が小学3年生までの塾なので、最レベも小学1年生から3年生までの問題集となっています。
関西の塾事情としては、1年生から奨学社⇒4年生から浜学園が最強コースじゃないかなと思います。
最レベのメリット
最レベは、算数の問題でありながら、読解力を必要とする問題が多いです。
そのため、問題をしっかり読む力が身につきます。
うちの子、ぱ〜っと問題を流し読みしちゃうかうから向いてるかも。
しっかり読まないと解けないからいいかもしれないね!
また、最レベより難易度を少し落としたハイレベがあります。
最レベをやる前に、ハイレベをやっておくといいですね!
いきなり最レベでは難しすぎるので、ハイレベから入り、徐々に難易度をあげていきます。
ハイレベは、最レベの標準レベルと発展レベルを集約したような問題集です。
ハイレベは最レベに掲載されているような超難問がない問題集ってことね!
ハイレベをしっかりやっておけば、最レベを問題なく進めることができるよ!
まずはハイレベをしっかりやってから、最レベをやることをおすすめします。
最レベのデメリット
最レベには回答の解説がほぼありません。
最レベのようなレベルの問題を家庭学習で解く場合、親の解説は必須です。
詳しい解説が付いていないと不安なご家庭は、最レベは避けたほうがいいと思います。
- 問題文を流し読みしてしまう子におすすめ
- 最レベをやる前にハイレベからやると◎
- 詳しい解説がないので、説明に不安があるご家庭は避けたほうが無難
問題集や学習参考書を多く出版している「文理」のテキストです。
教科書ガイドや公立の中高一貫対策の問題集で有名です。
教育コンサルタントの森上展安先生が推薦されています。
受験ブログやSNSを見ると、関東勢のご家庭がトップクラスを選ぶ率が高そうです。
最レベ・スーパーエリートは小学1年生〜3年生に対し、小学1年生~4年生まで出版されています。
トップクラスのメリット
いい意味でひねりがなく、シンプルで真面目な問題が多い印象です。
The中学受験準備の問題集という感じで、人気があるのもうなずけます。
トップクラスの問題集の出題構成がとてもいいです。
トップクラスの問題構成の特徴として、中間難易度のハイクラスを2回解くようになっています。
- 標準クラス
- ハイクラスA
- ハイクラスB
- トップクラス
- 標準クラス
- ハイクラスA
- ハイクラスB
- トップクラス
最レベとスーパーエリートは、標準→発展→難問の3段階で構成されています。
トップクラスのみ、標準→発展(ハイクラス)A→発展(ハイクラス)B→難問(トップクラス)の4段階になっています。
発展的問題である、ハイクラスAを解いたあと、同じような内容のハイクラスBを解くことで、反復することができます。
難しい問題集なのに、反復できるっていいね!
人気があるのも納得だよね!
またトップクラス問題集は、難易度を少し落とした徹底理解編が出版されています。
Amazonのトップクラス問題集徹底理解編の口コミを見に行く ⇒
トップクラス問題集をやる前に、徹底理解編をやることをおすすめします。
徹底理解編は、トップクラスの標準レベルと発展レベルを集約したような問題集です。
徹底理解編はトップクラスに掲載されているような超難問がない問題集ってことね!
徹底理解編をしっかりやっておけば、トップクラスを問題なく進めることができるよ!
まずは徹底理解編をしっかりやってから、トップクラスをやることをおすすめします。
トップクラスのデメリット
トップクラスの問題集は文字が小さいので「問題がぎっしりいっぱいある!」と子どもが思いがちです。
字の小ささでやる気を落としてしまう子もいるのではないでしょうか。
また、問題の文字が小さく詰まっているため、答えを書くスペースも小さいです。
うちの子、字が大きいから向いてないかも・・。
面倒でなければ、拡大コピーをすれば使えるよ!
拡大コピーが面倒な場合、字を大きく書く子はトップクラスは避けたほうがいいかもしれません。
- The中学受験準備の問題集という感じで人気がある
- 超難問を解く前に反復して知識を固められる構成になっている
- 問題の文字が小さいので問題集に圧迫感がある
- 字を大きく書く子は不向きかも→拡大コピーで解決
希学園の前田卓郎先生と、どんぐり倶楽部糸山泰造先生が監修しているテキストです。
関西の教科書も出している文英堂が出版しています。
小学1〜3年生まで出版されています。
スーパーエリートのメリット
別冊付録にどんぐり方式おもしろ文章題がついています。
どんぐり方式おもしろ文章題とは、問題文を絵でかいて考える絵かき算ドリルで、このドリル欲しさに購入する人もいるほど人気です。
文章を絵図にして、それを元に問題を解いていくことで、確実に算数力がUPします。
- 文章を正確に理解できるようになる
- 算数問題をしっかりイメージできるようになる
- 絵を描くことでお勉強感が減るところもいい
付録の絵かき算だけでも買う価値があるね!
うちの子も絵を描くのが楽しいみたいで、遊びの延長で解いてくれてるよ!
問題集の内容は、図形問題の難易度が高く、思考系を鍛えたい子向きじゃないかと思います。
特にスーパーエリートの最終章「難問研究」は、超難問です。
個人的には何周もして、内容を覚えて欲しい問題集です。
スーパーエリートのデメリット
どんぐり倶楽部絵かき算の別冊付録がついている分、本体のページ数は少なめです。
他の2冊の最レベやトップクラスと比較すると、計算問題が少ないです。
計算問題をたくさんさせたいご家庭には向いていない問題集かもしれません。
スーパーエリートは、計算問題が少ないのか・・
計算は公文などでしっかりやっていたら、思考系を鍛えるにはおすすめだよ。
スーパーエリートは、最レベならハイレベ、トップクラスなら徹底理解編といった、超難問を解く前のウォーミングアップ的な問題集を出していません。
そこで、スーパーエリートをやる前にZ会のグレードアップ問題集をおすすめします。
Z会のグレードアップ問題集は、教科書+αの問題が出題されているので、事前準備に最適です。
スーパーエリートを選ばれるのなら、Z会グレードアップ問題集でチカラをつけておくことをおすすめします。
- 別冊付録「どんぐり方式おもしろ文章題」の絵かき算が人気
- 図形問題の難易度が高く、思考系を鍛えたい子向き
- 最終章の「難問研究」は超難問
- 最レベ・トップクラスと比較すると計算問題が少ない
この記事では、最レベ・トップクラス・スーパーエリートの難問問題集を比較しました。
- 親が詳しい解説ができる
- 問題文を流し読みしてしまう子→しっかり読まないと解けない問題が多い
- The中学受験準備の問題集を探している人
- 総合力が高いので、迷ったらトップクラスにしておくと間違いない
- 計算問題より思考系の問題集を求めている人
- 超難問にもチャレンジしてみたい人
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
にじますでした。
【算数】Z会グレードアップ問題集の難易度ってどれくらい?