長女に数の概念を教えるとき苦労した にじまま( @nijimama_m)です。
子どもと一緒に数を数えてみてください。
「1・2・3・4・5」
その後「全部で何個?」と、聞いたことはありますか?
「5個!」と答えられたら、数の概念を理解していますので、この記事を読まなくても大丈夫。
もし、言えなかったらこの記事が参考になると思います。
にじまま
幼い子どもにとって「数」は初めて出会う抽象的な概念です。
理解することは難しく、時間がかかることかもしれません。
幼児期に数の概念を理解しておくと、算数や数学に対する苦手意識を持つことがなくなります!
それでは「数の概念の教え方 幼児が理解する3つの方法」について、書いてきます。
この記事は、 2017年8月23日に公開された記事を再編集しています。
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数を数えられるだけでは、数は理解できない
にじまま
うちの長女は、3歳すぎに100まで言えるようになりました。
お風呂に入ったときに数を数えたり、
エレベーターに乗ったときに階数ボタンを読み上げたり、
1から100までの絵本を読み聞かせたりもしました。
親なりに、それはそれは一生懸命ていねいに100まで覚えさせました。
にじまま
私は「100」まで言えることが数を理解することだと勘違いしていました。
数を言えることよりもっと大切なことは、数を理解するということだと知らなかったんです。
数の概念を理解するってどういうこと?
数の概念を理解するということは、
この2つを理解しているということです。
1. 「数の集合体」を理解する
数の集合体を理解する、ということは「順番に数を数えたとき、全部で何個になるかを理解している」ことです。
例えば、下の写真はリカちゃんが6体並んでいます。
と、質問したとき
「4体!」と答えられることが「数の集合体を理解している」ということです。
2.「 数の順序」を理解する
数の順序を理解する、ということは「数の並びを理解している」ことです。
と質問したとき、
「黄色」と答えられることが「数の順序を理解している」ということです。
にじまま
3歳で数の概念を理解した教え方
にじまま
「数」は子どもが初めて出会う抽象的な概念です。
数の概念を小さな子どもに理解させることは意外と難しいもの。
時間をかけて、焦らず怒らず理解させることが大切です。
1. 子どもと一緒に「指」で10まで数える
1番最初にしたことは、数を数えるときに指を使うこと。
「1・2・3・4・5・・」と数えながら一緒に指を使います。
数字が大きくなるたび指の数も増えていくということを理解させます。
2. スーパーに行ったときに商品を取ってもらう
「きゅうり2本取って」「ヨーグルト3つ取って」など、お手伝いもかねて商品を取ってもらうようにします。
最初はなかなかできませんが、徐々にひとりで取って来れるようになってきます。
にじまま
なかなか理解してくれないので、本当に理解する日がくるの?と焦るときもあるかもしれません。
必ず理解してくれる日がくるので、根気よく、理解できるようになるまで付き合ってあげてください。
3. 数を理解する知育玩具を使う
我が家で大活躍したのが「100玉そろばん」と「すうじ盤30」です。
この2つを使って数の理解を深め、確実にしました。
100玉そろばん
「100玉そろばん」は目で追い・手を動かし・数を数える作業を一度に行います。
つまり「1・2・3・4・5・・」と言いながら玉を動かすことで、視覚・触覚・聴覚を同時に使うことになります。
3つの感覚を一度に行うことで、脳が刺激され活性化されていきます。
下の写真の「100玉そろばん」の写真を見てください。
これを見てパッと「8」と答えられるようになれば、数の集合体を理解していることになります。
「100玉そろばん」は、数の概念を理解するだけでなく、足し算・引き算・九九も簡単に理解することができます。
長く使え、理解も深まるのでかなりおすすめです。
「100玉そろばん」が数の概念を理解するのに最適な理由や、効果的な使い方について詳しく書いていますので、そちらもチェックしてみてください。

くもんのすうじ盤30
くもんの「すうじ盤30」も、数の理解を深めるのに最適な知育玩具です。
30までの数が理解できるようになり、数字が読めるようになります。
最初は1〜10までのコマを置くことにチャレンジします。
「すうじ盤30」は盤を10ごとに折ることができます。
コマを盤に置き、置けたら1〜10までを声に出して読み上げます。
ポイントは数える数を指差しながら読み上げること。
この作業を20まで、30までと徐々に増やしていきます。
コマを置き、読み上げているうちに数の順序を理解できるようになります。
「すうじ盤30」が数の概念を理解するのに最適な理由や、効果的な使い方について詳しく書いていますので、そちらもチェックしてみてください。

数の概念の教え方 幼児が理解する3つの方法 まとめ
にじまま
数の概念は、幼児が初めて出会う抽象的な概念です。
幼児にはなかなか理解できないかもしれません。
ですが幼児期に数の概念を理解しておくと、算数や数学に対する苦手意識を持つことがなくなります。
数の概念を理解していない状態で算数の勉強をしてしまうと、つまずいてしまい、苦手意識を持ってしまいます。
にじまま
小さいうちに覚えておきたい概念は数だけではありません。
色・形・大小・量についても理解を深める必要があります。
幼児教育の5つの基礎!本格的な学習をはじめる前に理解したいことで詳しく書いていますので、チェックしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
にじまま( @nijimama_m)でした。



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